2週間の春休みが終わりました。
この年度末、私はドタバタ…というよりドッタン!バッタン!みたいな毎日だったような気がしています。
その余裕のなさのまま春休みを迎え、気づいたら3月が終わり、4月には新1年生も来始めて…
漠然と「私はこのままで大丈夫だろうか」という思いが湧き出てきました。
新一年生や新しいスタッフ、くもとそらに初めてきました!という人が増えるたびに、今のくもとそらは子どもたちにとってどんな場所になっているんだろうと考えます。
みんながそのままの自分で過ごせる場所に、と言いながら
私が怒るのはみんなの命に関わる時だけ、と言いながら
ちゃんとそれを実現できているのかな、と不安になります。
春休み最終日には、最後に残ってくれていた先生に今の私の気持ちをお話しさせてもらい、言語化すると自分の気持ちが見えてくるなぁと改めて感じました。
だからここでも文章として言語化しちゃおう!という魂胆です(笑)
何を書こうかなぁというときに、今私が抱えている思いはこれだ!という文章に出会いました。
『小さなシミと大きなツミ』
見つけたけど読む暇がない!というネット記事などを溜めている場所があり、そこをふとのぞいたときに見つけたのが、きしもとたかひろさんの『小さなシミと大きなツミ』でした。
『大人になってもできないことだらけです』という連載コラムで、新しく出るたびに読んでいるのですが、いつもじっくり読みたいがために後回しにしがちです。
今回のも見つけているのは2月末で読むのがかなり遅かったのですが、今読めてよかったなぁと思っています。
そして意識していなかったのですが、ブログを振り返ったところ、昨年も新1年生に出会ってから自分と向き合うために、きしもとたかひろさんの本を読み返していました。
自分で『しんどくならないために立ち返る場所』と題をつけてブログを書いていて、この時期の私はきしもとたかひろさんにお世話になるべきなんだなと思いました…。
来年は不安になる前にお世話になることを目指します!
『小さなシミと大きなツミ』より、特に印象に残ったのがこの写真の部分です。
子どもの些細な喧嘩、だけでなく、いろんな場面で悩みますが、悩む理由はここにあるんだろうなと思います。
みんなのそのままの姿を受け止めたい、と思っているはずなのに、つい口を出してしまううるさい大人になっていないだろうか。
“大人”や“先生”という立場を使った発言になっていないだろうか。
…ここまで書いてから、この悩みはその時々で思い浮かべる具体的な場面があって、全部正解はないから終着点がないんだと気づきました(笑)
いろんな場面に出会う中で、いつも絶対唯一の正解はない。
なので、自分に不安や危機感を持って、きしもとたかひろさんに立ち返ってきているうちは、私はこのままで大丈夫と思うことにしました。
これからもずっと「このままで大丈夫だろうか」と悩んで、悩んで、悩み続けていこうと思います!
池之上
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