きしもとたかひろさんという方をご存知でしょうか?
保育士の資格を持ち、学童の支援員として過ごしてきた方だそうです。
私が初めてこの方を知ったのは、確か半年ほど前。
くもとそらの本棚に『怒りたくて怒ってるわけちゃうのになぁ』という本が入っていました。
その題名に、何度もうなづきたくなり、すぐ手に取らせてもらいました。
(誰が入れてくれた本なのか知らないのですが、どの本もいつも勝手に拝借しています!!!笑)
『怒りたくて怒ってるわけちゃうのになぁ ー子どもも大人もしんどくない子育てー』
私に怒られたことのある子どもが知ったら、「怒りたくて怒っているわけじゃないなら、怒らなきゃいいじゃん」と突っ込まれそうです。
本当にその通りで、怒りたいんじゃなくて私は本当はどうしたいのかという思いを、きしもとさんが言語化してくれた!という感覚になりました。
そして、お互いしんどい状態にならないためにどうしたらいいのかというのを「ぼくが気をつけたいこと」という目線で教えてもらいました。
私がしたいことと、できていること・できていないこと、普段の行動を当てはめながらそれはもうボロボロに泣きました。
手元に置いておきたいと思って、自分でも購入して家の本棚に入れています。
この人の考え方を私なりに吸収してものにしようという気持ちで、きしもとさんについて調べて、ネット上の記事やnoteも読ませてもらいました。
そしてもう1冊の本にも出会うことができました。もう迷わず買いました。
『大人になってもできないことだらけです』
きしもとさんの本や記事は、もう題名のつけ方から好きです。
すぐに自分事として私の中にスッと入ってきます。
私がどれだけできないことが多いことか…。
この本は日々の出来事と感じたことが関連づけられながら書かれているお話で、上手く言えませんが「そうだよなぁ」「わかるなぁ」「なるほどぉ」みたいな感覚になります(説明が下手…)。
ちなみにこの『大人になってもできないことだらけです』は、連載コラムとなっていて、書籍が出された後も更新されているようです。
私の感想が雑すぎるので、こんな感じで書いてあるのか〜と知りたい方はぜひ見てみてください!
この2冊を読み返してみました!
急に半年前の話でしたが、書いた理由は先日久しぶりに再読したからです。
この4月、可愛らしい新1年生が入ってきて嬉しく思うとともに、新年度でバタバタして自分を見失いがちな1ヶ月だったので、自分の在りたい姿を確認したくなったのかもしれません。
「こうなりたい」という思いが、きしもとさんと似ていると勝手に思っていて、じゃあ自分がしたいことってなんだっけ?と振り返るのにすごく役立ちました。
どちらも短いお話がいくつもぎゅっと詰まった本なので、「これ!」というのを一緒に働いているスタッフに教えたいと思ったりもしたのですが、読めば読むほど厳選できなかったのと、なんだか本を押し付けてしまうような気がしたのとでやめました(笑)
自分の思いを自分の言葉で伝えるのが上手になりたいなぁと思うものです。
全部印刷して部屋の壁中に貼っておきたいくらい、自分なりに考察して身につけたいことばかりなのですが、壁が足りないし、景色になっちゃいそうだし…
頭の中から抜けてほしくないこと、いつでも立ち返りたいことをしっかり取っておく方法を知っている方がいましたら、ぜひ教えていただきたいです。
きしもとさんに元気をもらったので、5月もフルパワーで頑張っていきます^^
池之上
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