好きな人には会いに行く
- 真澄 鯉沼

- 1 日前
- 読了時間: 3分
先日、かれこれ10年くらい追っている著者カツセマサヒコさんにお会いしてきました。
新刊が出る度にいろんなイベント情報が出ていたのですが、都合がつかなかったり遠くて行けなかったり…
というのはたぶん言い訳で、頑張ってでも都合をつけようとか、遠くても行ってみようとかしてこなかったのでお会いできていませんでした。
でも今回は、具体的な理由はないまま「今度こそ会いに行くんだ!」と意気込んでいる自分がいました。
イベント予定とカレンダーを見比べて、古河から会場までの距離やら費用やらを吟味して、直前に行けなくなる可能性を考えて…
今回もどうにもならないかも、と思っていた矢先、新刊のイベントとは別で急に映画のアフタートークへの登壇が決まった告知を発見。
前々日という急すぎる告知でしたが、ちょうど空いていたので行くしかない!と即チケットを購入しました。
考えさせられる映画とそこに添えられた言葉
登壇したのは『スノードロップ』という映画のアフタートークでした。

自分がまっすぐな気持ちで差し出した手が、知らぬ間にその人を追い詰めていて、手が届かなくなってからその真実を知る…そんなお話でした。
そこにカツセさんが添えたのは、「じゃあどうすればよかったのか」をずっと考えさせられる、という言葉で、観終えてからの感情を言語化してもらったような気がしました。
題材は違えど「じゃあどうすればよかったのか」の答えがないのが、子どもたちと関わる私の日常と似ている気がしています。
「その子のためにどうすればいいか」に答えはないし、
そもそも「その子のため」に私が何かできるだなんて傲慢な気もするし、
そもそも他人が口を挟むことじゃない気もしてくるし、
それでも自分ができることを考えて悩んでまっすぐに向き合っていく、それしかできないなと思いました。
改めて「人の尊厳」について考えさせられるお話で、そこにカツセさんの言葉が添えられてスッと入るものがあって、貴重な時間でした。
直接お話しして
映画とアフタートークが終わった後、初めてカツセさんとお話しすることが出来ました。
以前、大好きなusaoさんに会いに行ったときもそうだったのですが、緊張で口元が震えて全然思うようにしゃべれず…
それでもやっぱり、好きな人には会いに行って「好きです!」と伝えるのがいいな、と思えた日でした。
カツセさんの生み出す全部が好きだと伝えたら、また執筆を頑張りますとお応えしてくれたので、手元にあるものをたくさん読みながら楽しみにしたいなぁと思っています(^^)
良いこと続き
お会いできた数日後、今度は別の良いことがありました。
作家活動を引退していたusaoさんがSpotifyでラジオを始めるというお知らせ。
もう何回分か公開されているのですが、聴きながら昨年お会いした時のことを思い出して心がほっこりしました。
好きな人には会いに行こう!と動いたことが、いろんな好きな人との縁をつないでくれたのかな、と勝手に解釈してルンルンになっています(^^)
子どもたちの好きなことを大切にするのと同じくらい、自分の好きなことも大切にして心のパワーを溜めて、子どもたちとの時間をもっと楽しくできたらいいなと思っています☆
池之上




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