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発想の転換


先日の出来事です。



事業所内で、追いかけっこ状態になっている子どもたちがいました。


だんだんとヒートアップして、そろそろ危険だから落ち着いたほうがいいなと思ったのですが、「一回止まって」と言ってもこちらの声はあまり届かず。



どうやったら止まるかなと思った時に、ふと思い立って「だるまさんが転んだ!」と叫んでみました(笑)



え…急に…?

と思う方もいると思います。

自分でも突然何を言い出したんだと思いました(笑)


でも、意外にも子どもたちはピタッと止まってくれました。

続けて「だるまさんが…」というとこちらにそ~っと近づいてきます。


いつの間にか、追いかけっこのことは忘れて、みんなで鬼を交代しながら「だるまさんが転んだ」に夢中になっていました。


違う楽しみ方に変える

子どもに何かをやめてほしいなと思った時に、ただ「やめて」と言っても、なかなか止まりません。

理由を話しても、そのリスク以上に楽しみが大切だと思えば、お構いなしです(笑)



私自身も、子どもたちが楽しんでいることを止めるということはできるだけしたくありません。

せっかくくもとそらに来てくれているので、その時間は全力で楽しんでほしいと思っています。


だからこそ、子どもたちが自らそうしよう!と思えるように発想を転換したい。

今回でいえば、止まることが楽しいと思ってもらえたので、子どもたちは自ら止まってくれました。

(深く考えたわけではないのでたまたまですが…(笑))



これからは、これをたまたまではなく、意図的に行っていきたいです。

子どもたちが、いろんな楽しみ方を知ってくれる機会にもなったらいいなと思います。



池之上

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