気持ちが軽くなる場所
- 真澄 鯉沼
- 6月17日
- 読了時間: 2分
6月も中旬になり、学校から帰ってくる子どもたちの様子が少し変わってきました。
4月は新しい環境にワクワクしていたり嫌になっていたり,、どっちにしろ疲れていて。
5月は慣れようと必死で各々の方法で頑張っているのが伝わってきました。
その結果、6月はみんなどことなく、5月に必死に頑張った疲れを抱えているように見えます。
湿気で気候もじとじとして、気持ちもなんとなくモヤモヤして…空気が重いこの頃です。
子どもたちがくもとそらに来たら、その気持ちの重たさを少しでも軽くしてあげたい。
そのためにできることが、最初は重たさを取ってあげることだと思っていました。
自分がみんなの重たさを取ってあげるには自分は軽くないといけない、元気でいないといけない、と思っていたのですが、気負うと余計に重たくなるのが私なようです…。
ご機嫌でいることが仕事、と思っているのですが、そうなれない日もありました。
申し訳ない、どうにかしなきゃ、と思っていたのですが、私が少しどんよりしていると、逆に安心している子もいることに気が付きました。
「先生疲れてるの?僕も疲れたんだよね~」と言いながら隣でニコニコ。
「そうそう、ちょっと疲れちゃってさ~、○○はなんで疲れたの?」と会話が始まり、一緒に重たさを共有することが出来ました。
重たさ、と言っても本当に重たい荷物を持っているわけではありません。
だから重たさを降ろした後、それを誰かが代わりに片付けなきゃいけないわけではないんだな、と教えてもらいました。
子どもたちの気持ちが軽くなるには、重たさを降ろせればよくて、気持ちを共有して半分こするもよし、降ろした重たさを一緒に眺めるもよし、放置しちゃうもよし。
いろんな方法で重たさを降ろして、少し軽くなってから家に帰れる、くもとそらがそんな場所になれたらいいなと思っています。
ここ数日は異常な暑さにさらに気持ちが折れそうですが、できることから一つずつ、コツコツと頑張って行きたいなと思います。
池之上
Comments