先日、スタッフ間で「『challenge』の中には『change』が入っていて…」という話をしました。
挑戦することで何かが変わる
何かを変えることが挑戦になる
challengeとchangeのどちらが先かは時と場合によりますし、いろんな捉え方ができます。
この話をしていた時、「どこかで読んだ話だなぁ」と思ったら、私が一番大好きな本でした。
原田マハ『本日は、お日柄もよく』
確かこの本だったような…で開いて確認してみ他のですが、思っていたのと少し中身は違いました(笑)
この本に書かれていたのは「change」を少し変えると「chance」だと言うことでした。
大文字で書くと「CHANGE」と「CHANCE」。 Gの文字の右端を消すだけで言葉が変わります。
GをCに変えるちょっとの勇気があれば、変化がチャンスになる!と言うことだそうです。
と、中身の一部を先に紹介してしまいましたが、私はこの本が大好きです。
OLの主人公が、素敵なスピーチに出会い、それを書いたスピーチライターに弟子入りして、言葉に魅了されていくお話なのですが、読んでいる私が言葉に魅了されました。
言葉のプロフェッショナル
主人公が惚れ込んだスピーチライターに私も惚れ込んでいます。
言葉の選び方、文章の組み立て方、間の取り方…少し変わるだけで心へ訴える話し方になるそうです。
特に使う言葉を選ぶのは、日常的に気をつけていきたいところです。
言い方一つで自分や相手の気持ちが左右されます。
「言霊」という言葉があるのも納得だなぁと思います。
こんなに「言葉が…」と言っていますが、この本を読んだことが日常生活に活かせているのかといえば、そんなことはありません(笑)
スピーチライターのお話なので、日常に直接的に活かせるものが多くない、というのも理由の一つだと思っています。
プロの仕事を盗み見ているような感覚です。
でも久々にこの本のことを思い出して、改めて「言葉」には慎重になろうと感じました。
最近、話し方や言葉選びなど、コミュニケーションに関することに何かと敏感なようです。
私も CHANGEをCHANCEに変えられるように、あるいは何事にもchallengeしていけるように、日々頑張っていきたいなと思います。
池之上
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