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やることの座標

今やっていることは自分にとってどういうことなんだろうか、と考えることが多いこの頃。


何しようかな、と考えるときに「やることリスト」が頭の中にあるのですが、やるべきこと、そうでもないもの、やりたいこと、別にやりたくないこと…全部がごちゃ混ぜになっています。



意識的に立ち止まって、今何をしているのか、を考えるようになりました。


イメージはこんな感じ。

「やりたいかどうか」と「やるべきかどうか」の2つの基準から、座標の位置を見るかのように見ています。


赤と青の部分はわかりやすいし捉えやすいです。

ただただやりたいだけで動いているものは楽しいし、やりたくないのにやらなきゃいけないのはつらい。


「自分には関係ない」と書いた黒の部分は、意識するのが難しいなと思っています。

思い描くやることリストにも入ってきません。



私がいちばん厄介だと感じているのは「いやではないけどストレスになる」と書いた緑です。

やりたい、という気持ちがあって楽しいはずなのに、やらなきゃいけないというプレッシャーがかかっています。


これを今までで一番強く感じたのは、学生時代の卒業論文でした。

自分の興味を深掘りしているからすごく楽しいのに(楽しんでいること自体不思議がられましたが)、提出期限があって絶対やらなきゃいけないという圧を感じながら取り組まなければならない。


日常生活において、青と緑は減らしていきたいものです。



今していることの座標を意識するだけでも、少し気が楽になりました。

「あ、今楽しいな」

「これはつらいけど頑張らないといけないな」

「楽しいけど疲れには気をつけようかな」

などなど。


そして対応策も考えつつあるところです。

青は、赤まで持っていければいいのですがそれは難しいので、まずは緑か黒に追い出そうと試みています。

特に緑に持っていくのは、工夫次第で意外と持っていけるので、楽しくなります。


緑は、赤からだんだん下に降りてきてしまっていることも多いので、どうにか赤に引き上げようとしています。

なんでも気負いしすぎずに「まあいっか」と70点を目座すだけでも、ちょっと上がってくれることに気づきました。


そんなことを考えているうちに…

座標の位置だけでなく、点線の位置も動くことに気づきました。

気持ちに余裕があれば、点線が0に近づいて、多くのことを楽しいと感じられるようになるし、逆もまた然り。


点線が0から遠ざかっていく時なんてもう絶望的につらい!

でもそれに気づけているだけでも「今日はそういう日」と割り切れるので、頑張れます。



総じて、自分の今の状況を客観視することって大切だなぁとおもうこの頃の話でした。


子どもたちにも言えること。

今日(気持ち的に)つらそうだな、という子を見ていると、点線は移動してるし座標の位置も良くないし、ということがあります。


自分の物差しで見て「なんでこれが嫌なんだろう」などと捉えてしまわないように、そして点線や座標の位置を少しでも心地いい場所に変えられるように、丁寧に関わっていきたいなと思っています。



春休み前に再び休校期間となってしまいましたが、皆様心身ともに健康でいられるよう、無理せずお過ごしください^^



池之上

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