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お気に入りの本『はかれないものをはかる』


最近人から教えてもらった、工藤あゆみさんの『はかれないものをはかる』がお気に入りです。


本といっても、物語ではありません。

1ページにひとつずつ、計49の言葉が書かれた、絵本のようなものです。



例えばこんな感じ。

日本語の下に書かれているのはイタリア語です。

本当はこの下に英語も書いてあるのですが、私はあまり気にせず読み進めています。



元気な日と元気のない日。何が違うかと言われると難しいです。


でも、「すごく元気な日のサイズを測る」と言われると、元気な日は心にも余裕があって普段より何かが大きい気がしてきます。



こんな感じの、普通ははかれないものをはかろうとする言葉がたくさん並んでいます。

この一つ一つの言葉のチョイスはもちろん、ゆるキャラのような顔をした絵もお気に入りです。



まだ1回しか読んでいなくて、まずはペラペラと全ページを読んだだけですが、考えることがたくさんありそうな本でした。


あとがきによれば、「気が向いたときに気が向いたページをぽんと開いて、自分の心と対峙する時の小さなおともになれば幸いです。」ということなので、今度は1ページずつ、いろんなことを考えながら読み進めていこうと思っています。



数字では表せないものに想いを馳せたい時には、ぜひ手に取ってみてください。



池之上

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