突然ですが、プリキュアってご存知ですか?
いろんなシリーズが出ていて、調べてみたら歴代18作品もありました。
私は一番最初の「ふたりはプリキュア」にはまってよく観ていたのを覚えています。
くもとそらに来ている子どもの中に、プリキュアが好きだと教えてくれた子がいて、先日その魅力を伝えてくれました。
社会問題と戦うプリキュア
プリキュアシリーズは、女の子が変身して戦うお話です。
お話の内容やキャラクターの可愛さが魅力かと思っていたのですが、その子によれば、たくさんの名言が出ることでも有名で、そこが好きなんだそうです。
「HUGっと!プリキュアの19話の名言、一番有名だから調べてみてね!」
と教えてくれたので、(第何話かまで覚えていることがすごい…)早速調べてみました。
ひとつの話の中に名言がたくさん出てくると聞いていたのですが、みんな同じひとつの名言に着目していました。
それが
「男の子だってお姫様になれる!」
人気になるのは元気が出るように励ます言葉とかかなぁと想像していたのですが、ジェンダーに触れる言葉でびっくり。
プリキュアは敵と戦うだけでなく、社会問題とも戦ってくれるんですね。
だんだん当たり前になっていく
これを調べてすぐ、教えてくれた子にこの言葉のこと?と聞きました。
自分が思ったこととか聞けるかなと思ったのですが「その言葉もだし、他にもいろいろあってすごいんだよ!」で会話は終わり。
意外とあっさりで拍子抜けしました(笑)
でもよく考えたら、調べた時にこの言葉に注目していたのは大人であって、この子にとっては割と当たり前のことなんだと思ったら、それが逆に嬉しくなりました。
みんなが理解を示すことよりも、そもそも当たり前すぎて触れられなくなって初めて、当たり前な事柄になっていくのかなっていう新発見。
ジェンダーの話は興味があってアンテナを高くしているのですが、アンテナを高くすることが必ずしもいいとは限らないのかもしれない。
好きなものの話から、こんな発見までさせてくれる子どもって偉大だなと思いました。
これからも毎日楽しく子どもたちと話していきたいと思います!
そして子どもたちが大人になる頃には、誰でも何にでもなれる世の中になれ!と願うばかりです。
池之上
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