秋は夕暮れ。
夕日のさして、山の端いと近くなりたるに、烏の、寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。
まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入りはてて、風の音、虫の音など、はた、言ふべきにあらず。
春夏秋冬を描いている,枕草子の冒頭の一部です。
最近朝晩が涼しくなり、風も心地よいので、気が向いた日にはくもとそらまで自転車で行っています。
帰りがちょうど夕焼けの時間帯なので、写真を撮りながら、「秋は夕暮れ…」の一節を思い出しました。
車を運転していると、綺麗だと思った時にパッと写真が撮れないんですが、自転車ならその場で止まって撮ることができます。
(周りから見たら不思議な人かもしれませんが…)
写真には写っていませんが、ここにカラスなどが飛んでいると、趣深いなぁと感じます。
同じ場所でも日によってこんなに違うので、寒くなるまでは自転車通勤を楽しみます。
きっと秋が終わる頃にはカメラロールが空だらけです(笑)
空以外にも、秋といえば読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋…などなど、色々ありますね!
私は普段から本を読むのが好きですが、読書の秋だし、という言い訳を手に入れて、本を買う時のお財布の紐が緩んでいます。何冊買うことになるのやら…
他にも、コンビニスイーツを筆頭に様々な食べ物が秋の味覚仕様になるのも、この時期の楽しみです。
あとは、気温がちょうどいいので、自転車に乗ったり、車の窓を全開にしたりしていると、金木犀がふわっと香って癒されています。
年中行事や四季を感じることは、日本の魅力の一つだと思っています。
最近感じている秋の魅力をただただお伝えするブログになってしまいました(笑)
年々、春秋が短くなっている気がしますが、皆さんも楽しんでください^^
池之上
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