先日、岐阜県に遊びに行ってきました!
目的は「みんなの森 ぎふメディアコスモス」という複合施設。中でも中核となっている岐阜市立中央図書館です。
雨が降ったり止んだりのどんよりした空でした。
図書館のために岐阜に?と思うかもしれませんが(自分でも思います(笑))、たくさんの魅力がありました。
建築としての美しさ
観光地な気分で眺めてきました(笑)
図書館は2階なのですが、エスカレーターを登る時点でワクワク。
本の配置の仕方も独特で、歩いてるだけで楽しかったです。
「滞在的図書館」
というコンセプトがあるくらい、居心地が良かったです。
ドームの中が椅子でぐるっと囲まれています。
暖色の光に包まれている気分で、椅子にゆったりともたれながら、本を読みました。
居心地いいなぁと思っていたらあっという間に1時間近く経っていました。
図書館の空気感
学生の頃までは、図書館に長居するのが苦手でした。
静かすぎて些細な音も目立つので、必要以上にビクビクしながら動いていたし、周りの音も気になるし。なにより厳かな雰囲気を(勝手に)感じていました。
今は、静かに本を眺められるので好きですが、用が済んで出ると、ちょっと疲れを感じています。
あの「静かにしなければ」と思わせる空気感は、どうやって作っているんだろうと不思議です。
くもとそらには、そこまで「静かにする」という瞬間が訪れません。
子どもたちにとって、楽しく遊ぶ場所として機能していることもあると思いますが、静かに過ごす部屋には図書館のような空気感が足りないんだろうなと思います。
逆に、めいっぱい楽しむ空気感が生まれる瞬間はよくあって、それは嬉しく思います。
ただただ興味本位で岐阜まで出かけたのですが、あの空気感について考えを巡らせるいいきっかけになりました。
今、内装をリニューアルしている最中なので、新たにどんな雰囲気が生まれるのか楽しみです。
池之上
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