(こちらの続きです。)
先日、くもとそら全事業所で研修のため一日お休みをいただき、みんなで日光市にある『あそびのにわ』へ出かけてきました!
『あそびのにわ』とは…(以下、パンフレットより)
学校が終わった後に、家庭の事情などで子どもだけで過ごしている子どもや夕食をひとりで食べている子ども、また、体験活動の機会が少ない子どもなどが、地域のちょっと変わった大人達と安心して、思いっきり、食べて、遊んで、学ぶ場所です。
沢遊びにも
「荒れ地」で全体での研修を終え、一度解散したあと、オプションでと言われていた沢遊びにも行ってきました。
“沢”という言葉で、水辺であることはわかっていたもののあまりイメージを持てないまま出発。
最初についた場所はなんと滝の上でびっくりしました!
まさか人生で、滝を上から覗く経験ができるとは思っていませんでした。
そのあとは滝の下にも回りました。飛んでくる水飛沫が心地よかったです。
私以外の先生方は滝に近づいて滝行のようにうたれていました。
私にはそこまでの勇気なく…次行く機会があったら今度こそと思っています。
挑戦すること
滝にうたれた先生方に「来年はひな先生も入るといいよ!」とおすすめしてもらいました。
自分でも、せっかくの機会を逃さず入ってみればよかったなぁという思いもありますが、同時に、あの場で自分が入る決断をすることはなかっただろうなとも思っています。
なんで入れなかった(入らなかった)のかなと考えた時に、自分に対して気づくことが2つありました。
ひとつは、未知への恐怖に対する向き合い方。
何事も最初は未知で当たり前ですが、「それでもやってみよう!」という気持ちが恐怖に負けると挑戦できないなと思いました。
そして私の場合、やってみよう!と思うには、ある程度事前に何をするかを知っていることや、長めの心の準備が必要なんだな、と知ることができました。
もうひとつは、先々を心配しすぎてしまうこと。
怖さももちろんあったのですが、荒れ地での遊びでも体力を奪われていた私は、遊んだ後に「濡れた状態で歩くの辛そうだな」「着替えるの大変だな」「帰って疲れ果てていたらどうしよう」とどんどん先のことが気になってしまいました。
先のことが気になり始めると、目の前のことに挑戦する気持ちが薄れてしまうようです。
見通しを持てて初めて、目の前のことに集中できるんだなと思いました。
四半世紀を生きてもまだまだ、自分のことは全然知らないんだなぁと痛感しました。
自分のことをまた一つ知れてよかったです。
やってみよう!と思うまでに必要なことは人それぞれ異なると思います。
子どもたちが初めてのことに挑戦するときも、一歩を踏み出せず(あるいは踏み出さず)に止まっている様子をみることがあります。
本当は挑戦がしたいのか、今はしたくないと思っているのか。
挑戦したいけどできないときの、できない理由は何なのか、私にできることはあるのか。
いろんな視点をもって見守っていきたいなと思います。
最後に
沢遊びを終えて、最後のヒルチェックをしていると、しっかり足首を嚙まれていました。
人生で初めてのヒル、2日間の出血と1週間のかゆみに耐えたのもいい経験…
「あそびのにわ」での研修、1日とは思えない濃い時間と深い学びを得させてもらいました。
少しでも子どもたちの「楽しい!」に還元できるように、これからも自分自身も楽しんでいけるように、過ごしたいと思います(^^)
池之上
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